健康

梅雨時期の過ごし方

こんにちは、石神井整体院の早川です。

6月に入りましたね。
私は紫陽花が好きなので楽しみな時期です。
私が子供の頃には、今ほど品種がありませんでした。
今は毎年のように目新しい品種を見かけます。
紫陽花の魅力は様々な色彩と多種多様な形状があり、
そして梅雨の季節を彩る風物詩としての存在感にあります。
紫陽花の魅力を知ると、これから梅雨の時期が少し楽しみになるかもしれませんね。

しかし、6月にもなると、湿度が高く蒸し暑い日も出てきます。
本格的な夏を前に、熱中症対策として、今から汗をかく習慣をつけておくのが良いといいます。
例えば、シャワーで済ませずに湯船に浸かったり、軽い運動をするなどが勧められています。

そこで今回のテーマはこれです。

梅雨時期の過ごし方

梅雨時期は湿度が高く、気温も上がり始めるので、体調を崩しやすい季節といえます。
そこで、この時期ならではの注意点をお伝えできればと思います。

自律神経を整える

気圧や気温の変化で、自律神経は乱れやすくなります。
梅雨時期になりますと、湿度も高く息苦しく感じるのでより注意が必要です。

対策として
規則正しい生活、就寝、起床時間を一定に保つこと。
特に、起床時間を一定に保つことが大切で、休みの前日に夜更かしをしても、次の日はいつも通りの時間に目覚めることが良いと言われます。
起床時間が2時間でも昼にずれ込むと体的には時差ぼけのような状態になるそうです。

毎日、朝日を浴びて体内時計をリセットすることを心がけてください。

梅雨時期の気分の落ち込み対策として、軽い運動やストレッチ、天気が良い日は公園などで散歩をすることもお勧めします。

水分代謝を整える

梅雨時期は、体内の水の巡りが乱れやすい季節です。
東洋医学では、湿邪(しつじゃ)と呼ばれる余分な湿気が不調を出すとされています。

梅雨時期は湿度が高いので、汗をかいても蒸発しにくく、体内に湿気がこもりやすいとされます。
汗をかきにくくなると、水分がうまく排出されずに、体に停滞しやすくなり、体の重だるさや浮腫、手足の関節が重く痛む感じが出たりもします。
特に朝起きたときに、顔やまぶたがむくんでいるのは、水分代謝の乱れが原因かもしれません。

対策として
冷たいものは控える。
氷入りのドリンクやアイスクリーム、大量の生野菜のサラダなどは避けて、胃腸を冷やさない工夫をしてください。

除湿機やエアコンの除湿機能で、部屋の湿度を60%以下に保つようにしてください。

湿度対策でカビ、ダニの予防

カビもダニも目に見えにくく、アレルギーの原因になり得ると言う共通点があります。
特に小さなお子様や高齢者の方、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。

カビもダニも共に高温体質を好みます。
気温20度〜30度、湿度60%〜80% で爆発的に増殖します。
まさに日本の梅雨時期が危険なんですね。

対策として
除湿機やエアコンの除湿モードを使い、部屋の湿度を50から60%に以下に保つ。
サーキュレーターや扇風機を使い、部屋の空気を回して、湿気のこもりを防止するのも有効です。

カビは水気を好むので、浴室やトイレは特に注意が必要です。入浴後は水滴をタオルやワイパーで拭き取るのが有効とされています。
週一回はカビ取り剤などを使うのが良いとされています。
なかなか入浴後に、浴室の水滴を全部拭き取るのは大変ですよね。
電気代を気にしなければ、浴室乾燥機でも良いそうです。

毎年、梅雨時期になると、原因不明のくしゃみや咳、肌疾患が出ると言う方は意識してみてください。

冷え対策

6月の時期は、外は蒸し暑くても、会社内や電車の冷房が強いことが多いです。
特に冷気が直接かかる場所にいると、たちまち体が冷えてしまいます。

対策として
温かい飲み物、ハーブティーなどを飲むようにしましょう。

お勧めのハーブ

体を芯から温める代表格
ジンジャー(生姜)

血流のサポートや毛細血管の修復に寄与
シナモン

手足の冷えや頭のだるさにも有効とされる
ローズマリー

癖が少なく、飲みやすいミネラル豊富
ルイボス

飲むお灸とも呼ばれるほどの温活ハーブ
よもぎ

ハーブティーは水分代謝の乱れを改善するのにも役に立ちます。

上記のことを意識して頂き、梅雨時期の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

院長 早川 卓