こんにちは石神井整体院の早川です。
今回はストレス対して強くなる食品や栄養素をご紹介致します。
それとは逆に避けたい食品も最後にご紹介いたしますので、よろしければ最後までお読みください。
今年は長い梅雨が明けて、猛烈な暑さの夏になりました。
エアコン無しでは寝れない日々ですね。
暑さや寒さ湿度の変化にも身体は敏感にストレスを感じます。
そして今年は自粛ムードもあり、例年よりもストレスの多い夏だったのではないでしょうか。
まずストレスがかかるとより多くの栄養素が失はれる事を知って下さい。
人はストレスがかかると抗ストレスホルモン等を分泌して対処しますが、この時にかなりのビタミンとミネラル、タンパク質(酵素)を消費します。
ストレスがかかり消費した栄養素は食事などで補ってあげる必要が出てきます。
意識して摂りたい栄養素
まずは、マグネシウムです。
不足してイライラしやすくなるので有名なのがカルシウムですが、実はマグネシウムも大切なミネラルの一種です。
カルシウムは牛乳やチーズ、ヨーグルトで手軽に補えます。
しかし現代人の食生活ではマグネシウムの方が不足しがちですので、まずはマグネシウムを意識して下さい。
私自身も夕食後にマグネシウムのサプリメントを飲んでいますが、睡眠はいい状態だと思います。
マグネシウムの多い食材は、海藻類、大豆製品、ゴマ、アーモンドです。
次はビタミンC、Eの抗酸化ビタミンです。
ストレスは身体を酸化させてしまいます。
それに対抗して抗酸化ビタミンの必要性が上がるのです。
ストレスが溜まると肌が荒れたり、くすみが気になった経験は誰しもがあると思います。これは体内のビタミンがストレスによって消費された為に肌まで栄養が回らなくなったと考えられます。
ビタミンCの多い食材は、柑橘系果物、パプリカ、ブロッコリーです。
ビタミンEの多い食材は、アーモンド、アボガドです。
続いては、アミノ酸のトリプトファンです。
トリプトファンは幸せホルモンでもあるセロトニンの材料になり、心と脳の健康には欠かせません。
セロトニンの生成にはビタミンB6も必要なので、ビタミンB群も意識して摂取してください。
トリプトファンの多い食材は、赤身肉、赤身魚、卵、バナナ、ヨーグルトです。
ビタミンB群の多い食材は、お肉、お魚、卵、大豆製品、乳製品です。
ストレス時に避けたい食品
白砂糖と、トランス脂肪酸、ジャンクフードです。
トランス脂肪酸はマーガリンや菓子パン、焼菓子、スナック菓子にも使われる事が多いようです。
ストレスを感じると無性に甘いものやポテトチップス、フライドポテトを欲しがる方も多いかと思います。
砂糖や脂肪、塩は人間の脳にとっては簡単に摂取できない、ご褒美的な存在でした。
そのために、極端な摂取は脳を幸福状態や興奮状態に変えてしまいます。
甘いものを食べると幸せな気持ちになりますが、あれは脳が快楽を感じているんですね。
時々のご褒美に食べるにはいいと思いますが、依存性が強いですので、ストレス解消で甘いものやポテトチップスをたくさん食べられる方は注意が必要です。
ストレスに強くなるには運動や腸内環境も大切とされています。
幸せホルモンのセロトニンは90%は腸内に蓄えられていますので、やはり暴食は好ましくないですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもこの記事の内容が皆さまのお役に立てれば幸いです。
院長 早川 卓