骨盤矯正ってなに?
テレビや雑誌で「骨盤矯正」というキーワードが出てきて久しいですが、
いまいち良く解らない
そんな方が多いと思います。
骨盤矯正ってなんだろう。
これが、率直な意見だと思います。
実は、これが骨盤矯正という定義があまり定まっていません。その為にネットや雑誌などで膨大な情報が溢れてしまっています。
情報が無くて困るのではなく、情報がありすぎて困る。という不思議な現象が起こっているのです。
このページでは、産後ケア、骨盤矯正についての正しい情報と、石神井整体院の考え方を書いていきます。
妊娠後に反り腰になってしまう理由
まず妊娠時にお腹が急に大きくなりますので、カラダの重心が前方に移ります。
そのバランスを取るために腰を後ろに反らせた姿勢が多くなるのですが、その状態では腰に負担が掛かるので腰の筋肉が硬く短くなっていきます。
出産を経て、お腹が軽くなったからといっても、妊娠中に固まった筋肉はなかなか緩んでくれません。
なので腰が反れて、反り腰といわれる状態になるのです。
骨盤も前に倒れていきますので、骨盤が開いた感じになるのはその為です。
骨盤が前に倒れると、自然と大腿骨(太ももの骨)が内側に入り込み、内股になってしまいます。
内股のなにがいけないの?と思うかも知れませんが、内股はカラダの流れにとってよくありません。
足の付け根の鼠頸部には、太い動脈、静脈、リンパ腺が通っています。
内股になることで、その流れが悪くなってしまうのです。
高速道路をイメージしてください。
3車線が急に1車線になってたら渋滞しますよね。
それが骨盤内でおこるのです。
女性にとって大切な骨盤、内臓の血液循環も悪くなり淀んでしまうし、足に流れた血液も戻って来づらくなります。
よって足の冷え、むくみなどの症状も呼ぶのです。
産後ケア、骨盤矯正が有効な症状パターン
- 産前、産後に腰が痛くなりだした、もしくは元々ある腰痛が悪化した。
- 股関節(足の付け根)の痛み
- 骨盤が開いた感じ、または不安定な感じがする
- 体重は戻ったのに、以前履いていたズボンが入らない
- 足の冷え、むくみが酷い方
症状がなくても不安なので一度診てもらいたい、と言う方もたくさんお見えになってますので、安心してご相談ください。
石神井整体院の施術方針
まずは崩れたバランスで固まってしまっている筋肉を、トリガーポイントセラピーで緩めていきます。
背骨の関節が固まっていたら同時に、背骨にも柔軟性を与えていきます。
筋肉が緩むことで正しい姿勢が取りやすくなり、反っていた腰が正常な角度を保ちやすくなるのです。
しかし、正しい姿勢を保つための筋肉が弱っていたり、普段その筋肉を使っていない方には、少し筋トレが必要になってきます。
ガンガン腹筋をしてお腹を割ってください。なんてことは言いませんのでご安心ください。
コツさえつかめば簡単、安全にできる体操です。
正しいく負担の少ない姿勢を覚えてしまえば、後は勝手に緩んだ靭帯がしまっていきますので骨盤矯正は終了です。
当院では『骨盤矯正』=『姿勢矯正』と考えています。
ですので受けられる本人の姿勢への意識で施術にかかる期間は変わってきてしまいます。
期間と回数の目安
産後何ヶ月たっているか、産前から姿勢が悪く腰痛あったとか、その方それぞれに背景がありますので一概に何回とは決められないのですが、目安としては最初の2~3週間を集中治療期間として、1週間に2~3回、合計5~6回を受けることを提案しております。
平日でしたらお子様連れでも大丈夫です。
子育て経験のあるスタッフが、必ず1人付きますのでご安心ください。
キッズスペースもありますので、ご利用ください。