明けましておめでとうございます。
石神井整体院の早川です。
皆様、お正月はいかがお過ごしですか。
9連休しっかり休めたと言う方も多いかもしれませんね。
円安と言われていますが、ニュースで空港での賑わいも流れていました。
いつかは、私もハワイでお正月を過ごしてみたいものです。
私は毎年恒例で実家への挨拶をして後は家でゆっくりしていました。
しっかり休んで、睡眠も十分に取ると頭もスッキリします。
私は今年で45歳になるのですが、体の衰えも気になりますし、やはり脳の衰えも気になります。
アルツハイマー病の新薬がいろいろと発表されているようですが、やはり進行を遅らせることがメインのように感じます。
一方で、スーパーエイジャーと言う80代でも中年期の方と変わらない身体的活動ができる高齢者もたくさんいらっしゃるようです。
そのような方々は、何を心がけているのでしょうか。
そこで新年1回目のテーマはこれです。
脳の老化を防止する方法
脳の老化で気になるのがアルツハイマー型認知症です。
そして糖尿病の人は、アルツハイマー病にかかるリスクがかなり上がると言われています。
脳は膨大な神経が集中していますが、もちろんそれと付随して栄養を送るために血管も集中しているわけです。
なので、血管の状態や血液自体の状態がアルツハイマー型認知症にかかわらず血管性認知症にも影響を与えます。
なので、脳への血液循環と酸素共有、老廃物の除去が大切なように感じます。
スーパーエイジャーが意識していること
運動
脳の老化を防止するなら、クロスワードパズルのような脳トレを意識する方も多いと思いますが、やはり運動が有効だと言われています。
特に、ウォーキングなどの有酸素運動を日ごろから意識して取り組むことと同時に、長時間座り続けないと言うことが大切だそうです。
若い方は有酸素運動と筋肉トレーニングもされるといいと思います。
少し高齢になられている方は、片足立ちトレーニングが有効です。
もちろん片足立ちをされる際は、壁や椅子にすぐ手が届くようにしていて下さい。
目を開けた状態で、片足立ちをしたり、目を閉じた状態で、片足立ちをしたりすることによって、平行感覚を鍛えることができます。
これにより転倒防止にも役立ちますので、ぜひトライしてみてください。
食事
やはり血液の状態を改善するには食事は欠かせません。
脳に対して良い食事を調べると、地中海食と言うものが出てきます。
これはギリシャやイタリア、スペインなど地中海沿岸で伝統的に食べられた食事様式のことです。
野菜や果物、魚介類、豆類やナッツ、オリーブオイルをふんだんに使った食事です。
主食としては、全粒粉穀物を推奨しています。
我々日本人は伝統的な和食で充分かと思います。
魚介類や鶏肉、大豆製品、味噌や醤油、ぬか漬けなどの発酵食品を意識して食べるのがオススメです。
睡眠
睡眠中に脳内の老廃物が排出され、記憶が整理されます。
覚醒中でもある程度排出されるそうですが、やはり睡眠中が最も効率的だとされています。
日本人は先進国の中でも睡眠時間が短いとされています。
どのぐらいの睡眠時間が推奨されているのでしょうか。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2023」によれば、中高生は8時間から10時間、成人は6時間以上、高齢者は個人の体調や生活状況に合わせて時間を確保するとあります。
上記からわかるように、成人は最低6時間は寝たほうがいいようです。
高齢者に関しては、別の発表では8時間以上は寝ないようにしましょうとありました。
これは座りすぎと同じように1日の活動時間が減るからだと思います。
日中はしっかりと活動して、夜はゆっくりと休むといったメリハリのある生活習慣が有効だと考えられます。
社会的なつながりを大切にする
スーパーエイジャーと呼ばれる方々は、人との交流を積極的に行うようです。
地域活動や、趣味のグループ活動などのコミュニティーに参加して、他人とのつながりに感謝をして、それを大切にする傾向があるようです。
それと、年齢の異なる人々、特に若い世代と交流を楽しむ傾向があるようですね。
年代の違う人の考え方を否定せずに、新しい視点を得て、柔軟な思考を尊重しています。
それでは、上記のことを意識していつまでも健康で元気な体で長生きしましょう。
院長 早川 卓