健康

熱帯夜を乗り切るパジャマの素材選び

早起き

こんにちは石神井整体院の早川です。

蒸し暑い日がまだまだ続いていますね。

前回のブログで熱中症になりやすい原因の一つに睡眠不足もありますとお伝えしましたが、それ以外にも睡眠がもたらす健康効果は沢山あります。

その為、これまでにブログで様々な快眠法を取り上げてきました。

朝日を浴びる、朝公園を散歩する、朝食をしっかり食べる、15時以降カフェインは控える、夜のスマホ、パソコンを控える、夜は間接照明or電球色の照明を利用する、寝る前にアロマオイルやハーブティーでリラックスする等々です。

しかしこの様な快眠メソッドをもってしても寝苦しく感じることがあるのが日本の夏ですね。

気温が高く湿度も高い熱帯夜はどうにも寝苦しく感じるものです。

エアコンをお使いになっていると思いますが、その他にもシーツやパジャマの素材を気に掛けるだけで安眠効果を得ることもあります。

そこで今回のテーマはこれです。

熱帯夜を乗り切るパジャマの素材

皆さまはどの様な服装で就寝しますか、動きやすい部屋着や古くて外では着れなくなったTシャツ、男性は裸で寝る方もいらっしゃるかと思います。

裸で寝ることの快眠法もあり健康効果もあるのですが、災害時に逃げ遅れる危険性があるのでそこは気にとめておく必要がありますね。

ではなぜ、パジャマがいいかと言うと、パジャマを着ることでこれから寝ますよーと脳にサインを送れるからです。

これは寝る前のアロマオイルやハーブティーも同じですね。

香りや味覚、そして触覚も使い脳に就寝しますよとサインを送れるわけです。

パジャマを選ぶ基本は、肌触りが良く通気性や吸水性、放湿生がいい物、ゆったりとして締め付けられない形がベストです。

おすすめの素材

パジャマ

まずはシルクです。

蚕の繭から作られるシルクはタンパク質を主成分として最も人の肌に合うと言われます。

肌触りが良く放湿性にも優れています。

そして光沢があり美しいですね。

一番のおすすめ素材です。

デメリットはお値段と洗濯に気を使うとのことです。

次に綿(コットン)です。

天然素材の綿は吸湿性、吸水性に優れていて着心地も良く、使い勝手がいいですね。
デメリットは吸水性が良いので洗濯で縮んだりしわになったりしやすい事があります。
ポリエステル繊維などの割合が増えるとそれは防げますが、肌触りが少し変わってしまいます。

三つめは麻(リネン)です。

天然素材の中では一番丈夫と言われています。
汗を吸収して蒸発させてくれるのでパジャマ以外にも、夏服にはピッタリな素材ですね。
私も麻のシャツが好きで夏は着ますが、やはりしわになりやすいのがデメリットかなと思います。

最後はガーゼです。

ガーゼは一般的にコットン生地を目の粗い平織にした生地のことを指すのですが、最近ではポリエステルやシルク糸など様々な繊維が使われているようです。

涼しいイメージのガーゼですが、ふんわりと編んでいるので空気を含み冬でも温かい素材です。
洗濯物もしやすく扱いやすく感じます。

パジャマ素材と言う事で書いていますが、シーツでも同じ事が言えますのでシーツ選びにも参考にしていただけたらと思います。

快適な寝室の温度と湿度とは

寝室

ここまでパジャマ素材をお伝えしましたが、寝室の温度や湿度が適温であることが前提としてあります。

室温は様々意見がありますが、夏は27℃~29℃に設定するのが良いと言われる事が多いです。

人によっては26℃と少し低めに設定して、しっかりとパジャマを着て掛布団も使う方が良いと言う意見もあります。

電気代金やエネルギー環境問題などを考えなければ、私もしっかりと掛布団を使った方が安眠できます。

温度は試してみて自分に合った適温を見つけられるとよろしいかと思います。

ちなみに冬の室温は16℃~19℃が良いとされています。

湿度は一年を通して50%が良いとされています。

これはどの専門家も同じ意見だったので異論はないでしょう。

夏は除湿機能、冬は加湿機能を使うなどの工夫が必要ですね。

エアコンが苦手な方は、ひんやり敷きパッドやアイスノンにタオルを巻いて枕にするなどがおすすめです。

まだまだ残暑が厳しいですが、今回の内容が皆さまのお役に立てれば幸いです。

院長 早川 卓