慢性腰痛

このページでは、なるべく分かりやすく慢性的腰痛について説明していき、それにともない当院ではどう対処していくのかを書いていきます。

腰痛とは

まず腰痛とは、腰回りの筋肉、腱、靭帯、椎間関節、神経、あるいは臓器などに何等かのトラブルが起こり、痛みとして脳に信号を送っているものです。
しかし痛みがあり、病院を受診しても8割以上の方が原因不明で、まともな治療や診断名も無く、痛み止めとシップを出されて帰されてしまうのが現状です。
画像診断、血液検査で問題が出ないとお医者さんとしては、あまり打つ手が無いのです。

このような腰痛患者さんの痛みの原因のほとんどが、筋肉の血行不良で起こる筋筋膜性腰痛にあたります。
そして筋筋膜性腰痛の患者さん数が増加の一途を辿っているのですが、その理由として腰痛の原因を特定しづらいことが上げられます。

  • 一日中デスクワークで運動不足の方
  • 仕事で同じ動作の繰り返しが多く単調になりがちな方
  • ゴルフやテニス、野球など、どちらか片方に負担のかかるスポーツをされている方

等々。
このように腰痛原因の背景にはその方の生活習慣があり、痛みを出す筋肉も様々なのです。
よくテレビで「あなたの腰痛の原因は○○筋です」と決め付けてますが、少し無理があります。

腰痛に限らずですが、単一の原因ではなく複数の原因があり、その原因筋の数や割合(パーセンテージ)の問題なので、しっかりとしたカウンセリングもなしに決め付けることは不可能だということです。

石神井整体院での対処法

まずはカウンセリングであなたの生活習慣について聞いていきます。
そして姿勢チェックで筋肉のつき方バランスを見てゆき、最後に動作テストで筋肉の短縮や関節の稼動域を確認して原因筋の検討をつけるのです。

筋肉へのアプローチ

凝り固まった筋肉の中には痛みのもととなるしこり(トリガーポイント)があり、まずそれをトリガーポイントセラピーで開放していきます。

関節へのアプローチ

筋肉の次は、関節に動きをつけていきます。筋肉が凝ると、どうしても中にある関節の動きが悪くのるので、関節本来の可動性を失ってしまいます。

骨格は筋肉と関節でできているので、筋肉だけ緩めても中の関節が固まっていたらすぐに、もとの状態に戻ってしまうのです。
「マッサージに行っても1~2日はいいんだけどな~」と言うのはこういった原因が考えられます。

症状や慢性化してからの期間にもよりますが、最初は柔軟性のある身体を取り戻すために、何回か詰めて通っていただくことをおすすめしています。

そして、改善具合に合わせた体操やストレッチをお教えしますので、しっかりとセルフケアもしていただき、一緒に再発しずらい身体をつくっていくのがベストと考えています。