こんにちは石神井整体院の早川です。
体も心も健康でいる為には腸が重要な事は一般的にも広まってきました。
便秘や軟便の方、肌にトラブルが多い方は、腸活を意識した生活習慣を心掛けている方も多いかと思います。
実際に「腸活」と検索してやり方を調べてみると、善玉菌を増やす為に、味噌、ヨーグルト、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品を食べる。
善玉菌の餌になる、ごぼう、海藻類、きのこ類の食物繊維とオリゴ糖を意識的に食べる。
これらを継続して行う事が効果的で大切である。
この様な記述が一般的かと思います。
やってみると意外と続けるのは大変だと感じました。
毎日、ヨーグルトを食べていても便秘の方はたくさんいます。
市販のヨーグルトや味噌にどれだけの善玉菌が残っているのか疑問ももちろんあります。
商店街の八百屋さんで自家製のぬか漬けや、キムチ屋さんで自家製キムチを購入出来れば良いのですが、やはり続けるのは大変な気がします。
そこでベストではないけど簡単に続けられる腸活を実践してみました。
整腸剤の活用
毎日生きた発酵食品を摂取するのは大変なので整腸剤を活用しました。
せっかくなら色んなタイプの整腸剤を試してみようと思い飲んでみることに。
まず整腸剤で外せないのがこれだと思います。
新ビオフェルミンS錠
人には人の乳酸菌で有名ですが、ビフィズス菌と2種類の乳酸菌が含まれています。
ビフィズス菌と乳酸菌が生きたまま小腸と大腸に届き、乳酸と酢酸を生成して悪玉菌の増殖を抑えるそうです。
これを選ぶ一番のメリットは手に入りやすいところです。
どこのドラッグストアでも置いてある定番商品だと思います。
小粒でほのかに甘さも感じます。
普段、海外の大きめのサプリメントを飲んでいるので、臭みも無く本当に飲みやすいです。
1回3錠を1日に3回ですが、これなら続けられると思います。
効果の実感は軟便が減った気がします。
私はアミノ酸サプリやプロテインも飲んでいるのですが、量を増やすと軟便になったり、ガスが溜まって膨満感を感じることがあります。
新ビオフェルミンを飲んでからは、アミノ酸サプリを増やしても軟便になりにくく感じました。
それと、色が濃い茶色から綺麗な黄色になったので、胆汁もしっかりと分泌されて腸内環境を整えてくれているのだろうと思います。
続いて試したのがこれです。
強ミヤリサン錠
新ビオフェルミンに比べると少しマイナーなイメージですが、病院で処方される「ミヤBM錠」と同じ酪酸菌(宮入菌)を主成分にしています。
酪酸菌はぬか漬けに多く含まれていて、普段の食事からだけでは摂取しづらいと言われています。
酪酸菌は大腸のエネルギーに使われたり、ビタミンB群の産生をサポートしてくれます。
ビオチン療法でも使われるそうなので、肌のトラブルを抱えている方にはいい効果が出やすいかもしれませんね。
粒の大きさは新ビオフェルミンより少しだけ大きいですが、問題なく飲みやすいです。
効果の実感ですが、快便になるのは新ビオフェルミンと変わらずにいい感じです。
それにプラスして元気になった気がします。
腸内環境が整って食事からの栄養吸収が良くなったのと、やはり腸でのビタミンB群の産生が良くなったのではないか考えています。
ここで海外の整腸剤も試してみました。
カリフォルニアゴールドニュートリションの
LactoBif(ラクトビフ)プロバイオティクス
これはネット通販のアイハーブで購入できます。
8種類の活性プロバイオティクス株(乳酸菌5種&ビフィズス菌3種)が入っており、50億CFU、300億CFU、1000億CFUとありますが、今回は初めてなので安全をみて50億CFUにしました。
やはり海外サプリメントはカプセルは大きめですが、1日1カプセルでいいので楽だと思います。
新ビオフェルミンと強ミヤリサンは1回3錠を1日3回なので、結構めんどくさいと考える人も多いと思います。
そんな方には向いてるかも知れません。
効果の実感ですが、ごめんなさい。私には向いてないのか飲むと少し便が緩くなる感じです。
腸が動く感じがあって良いのですが、私には50億でも菌が多過ぎるのかもしれません。
頑固な便秘の方向けなのか、どちらかと言うと緩めの私には違う感じでした。
次は整腸剤ではなくビール酵母です。
エビオス錠
効能効果には、胃もたれ、消化不良、胃部・腹部膨満感。
その他にも、栄養補給、虚弱体質者の栄養補給とあります。
酵母により消化機能を助けてくれるので、結果的に胃腸の負担が減るのと食品から効率良く栄養を吸収してくれると思います。
酵母には天然素材由来のビタミンB群やミネラル、必須アミノ酸まで入っています。
アミノ酸は消化に負担がかからないので、効能効果にあった虚弱体質者の栄養補給というのにも納得できます。
痩せ型の方で食べ過ぎると体調を崩してしまうという方は一度試されるといいかもしれませんね。
ただ問題なのが1日3回、食後に1回10錠服用とあります。
10錠は結構多いですね。
一粒が小さいのですが、私の場合は2~3回に分けて飲みました。
ビール酵母なので、味に独特な風味があります。
普段お酒を飲まれる方は気にならないと思いますが、私はごめんなさい。あまり続きませんでした。
飲んでいた時の効果の実感は、食後に胃が楽なった感じがあったのと、何よりアミノ酸効果だと思いますが、疲れにくくなった様に感じます。
続いては食物繊維の補給にオートミールです。
日食オーツ
スーパーですとこの缶入りではなくて、袋入りタイプのプレミアムピュアオートミールが手に入りやすいと思います。
オートミールとはグラノーラの原料の穀物ですが、日本では燕麦とも呼ばれます。
オートミールの特徴としては、栄養価が高い事もありますが、食物繊維が豊富で白米の22倍、玄米の3倍も含まれています。
そして食物繊維のバランスも最高なんです。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。
水溶性が腸内細菌の餌になり、不溶性が便のかさを増やしてくれます。
そして水溶性1:不溶性2の割合が腸内環境を整えるのに理想なのですが、オートミールが正にその割合なんです。
私は元々、朝食と夕食は精製された炭水化物は控えていましたので、オートミールを昼食時に摂ることにしました。
続けた効果は凄くいいですね。
食物繊維が豊富なので腹持ちがいいのと、便の量が凄く増えて、調子がいい日には2回お通じがあります。
血糖値を上げるGI値も低いので、ダイエットしたい方にもおすすですね。
そして最後は運動、マッサージです。
今回、参考にさせて頂いたのがこの本
「新しい腸の教科書」著者 江田 証先生
本の内容は腸の機能説明から、便秘や下痢の原因と改善方法だけでなく、ホルモンバランスやセロトニンなどの神経伝達物質が腸と密接な関係があり、あらゆる身体の不調と腸の関係性を書いてくれています。
最後にはセルフケアとして腸のマッサージや体操も書いてあるので、かなりおすすめの一冊になっています。
私は毎朝ヨガの太陽礼拝をしているのですが、そこに腸へのマッサージをプラスしました。
効果の実感はやはりいいですね。
お腹周りの筋肉の緊張が緩んで結果的にヨガもやりやすくなった様に感じます。
腸内環境が悪化していると必然的にお腹周りや下腹部の筋肉が緊張して硬くなりますが、マッサージと体操をする事で筋肉を緩めて循環を促してくれます。
ここまで簡単に実践できる腸活について書きましたが、今現在、腸内環境も整ってきたので、整腸剤は1日1回2錠をビオフェルミンかミヤリサンを飲んでいます。
昼食時のオートミールは続いていて、たまに飽きてしまうので違うものも食べます。
それでも食物繊維は意識して食事内容を決めています。
その他にも暴飲暴食をして胃腸をいじめたら、その分しっかりとケアを多めにしたりと自分なりに調整しながらこれからも腸活続けたいと思います。
このブログが腸活を考えている方のお役に立てれば幸いです。
注意)効果の実感は私、早川が個人的に感じたものです。どなたにも同じ効果があるわけではございませんのでご了承ください。