健康

成長ホルモンのアンチエイジング効果

水分補給

こんにちは石神井整体院の早川です。

連日、暑いが続いていますね。
お出かけ時の日焼け止めクリームが欠かせません。
私も外出時には大きなハットをかぶりなるべく日焼けしないように心掛けています。

「人は見た目が9割」という本が一時期売れていましたが、肌の状態が見た目年齢に大きく関係しているのは周知の事実ですよ。

肌の質は遺伝による影響もありますが、普段の生活習慣もかなり重要です。

そして成長ホルモンを上手く促進させることで、アンチエイジングを期待できます。

そこで今回のテーマはこれです。

成長ホルモンのアンチエイジング効果

いつまでも若くありたい、それは人類の永遠のテーマですね。

古くは古代中国の神仙思想(しんせんしそう)や最近では【LIFESPAN(ライフスパン)老いなき世界 著・デビッド・A・シンクレア 】で有名になったNMNのサプリメントが記憶に新しいです。

NMNのサプリメント(通称若返りサプリメント)はお値段が高いし、話題になって日も浅いから何となくサプリメントで摂取するのが不安だとお考えの方もいるのではないでしょうか。

かくいう私もそのひとりです。

そこで成長ホルモンの出番です。

美容クリニックなどで成長ホルモン補充療法等もありますが、生活習慣を工夫することで成長ホルモンの分泌を促すことができます。

成長ホルモンの働き

成長期の子供が背を伸ばすのに必要なのはもちろんですが、成人の場合にもメリットが沢山あります。

骨や筋肉、内臓、皮膚などの細胞を修復し疲労も回復させます。

脂肪代謝を促し体脂肪を減少させ脂肪の燃えやすい体質にしてくれます。

脳の認知機能の維持、認知症予防もしてくれる。

免疫機能の促進、免疫力を上げてくれます。

糖代謝を正常化し糖尿病の予防をしています。

まさに大人になってからも必須のホルモンですが、残念ながら年齢とともに分泌量が減少してしまいます。

成長ホルモンの増やし方

質のいい深い睡眠
寝る子は育つと言いますが、まさに睡眠時に成長ホルモンの分泌は盛んに行われます。
入眠してから最も睡眠が深くなる3時間が分泌のピークです。
お肌のゴールデンタイムが22時から2時と呼ばれる理由はこれです。
22時に寝ているに越したことはございませんが、大切なのはしっかりと深い眠りに入ることです。

空腹時間を作る
16時間断食でオートファジーを活性化させるなんて健康ブームがありますが、やはり腹八分目は大切だということですね。
空腹時になるとサーチュイン遺伝子と言う若返り遺伝子が働き細胞内のミトコンドリアを活発化させます。
そして成長ホルモンも分泌されるので相乗効果でアンチエイジング効果を期待できるのです。
注)16時間断食をすすめている訳ではありません。断食は適切な知識を持た専門家のもとで行うのが安全です。

心の安定

筋肉トレーニング
ここで運動と書かずに筋肉トレーニングと書いたのは、マラソンやウォーキングのような有酸素運動も筋トレの無酸素運動の方が成長ホルモンを分泌させてくれます。
ジムへ行ってトレーニングマシンを使わなくても、ご自宅で腕立て伏せやスクワット運動で十分です。
この時に腕立てもスクワットもしっかりと限界の回数まで追い込むことがポイントです。
筋肥大を目的としている方はここで選択を迫られます。
筋肥大を目指す時は基本的に空腹な時間を作らないようにして、筋分解を避けます。
しかし上記にもあるように空腹な時間も大切なわけです。
ここはどんな体型を維持したいかの個人の判断かと思います。

食事内容
成長ホルモンを分泌させるにはその材料が必要です。
ホルモンの材料は基本はタンパク質です。
そして、成長ホルモンの分泌を誘発させるのがアミノ酸の一種のアルギニンです。
アルギニンを意識してタンパク質を摂取するのが望ましですね。
アルギニンの多い食材 鶏肉、海老、大豆食品、お肉、魚介類、マカ
ハーブのマカを除けばタンパク質が豊富なメジャー食材ですね。

成長ホルモンは睡眠時に70%運動時、空腹時に30%と分泌されと言われています。

しっかりと運動をして適切な食事量を守り、深い睡眠を取って、皆さまがいつまでも若々しく元気に過ごせますように。

院長 早川 卓