こんにちは、石神井整体院の早川です。
今日から7月ですが、ムシムシして暑い日が続いていますね。
湿度が高いと、どうしても疲れやすく感じてしまいます。
話題が変わりますが、先日映画のミッション・インポッシブルを見てきました。
金曜ロードショーでも過去のシリーズを放送していますので、見たことない方でも名前は聞いたことがあるかと思います。
トム・クルーズ演じるイーサン、ハントが、テロリスト等の脅威から世界を救う物語です。
現在62歳のトム・クルーズが全速力で走ったり、アクションやスタントもこなすのですが、見ていて本当にタフだなと驚いてしまいます。
映画のストーリーも最後まで諦めないで任務を遂行するイーサンハントのタフさが見所です。
皆さんの周りにも、この人タフだなと思える人はいますか。
そんな人は何が違うのか、誰でもタフになれるのか気になります。
そこで今回のテーマはこれです。
タフさを手に入れるには
先ほどから【タフ】という言葉を使っていますが、タフとはどういったことでしょうか。
ここでは、単に筋力がある、疲れにくいだけでなく、ストレスや疲労、困難に負けずに前に進める力のことをタフさとして考えようと思います。
精神、身体、行動の全てに関わる総合的な耐性や回復力の意味合いです。
体質、遺伝的な要因
多少なりとも体力的なことには遺伝的な要素は関係あります。
1、ミトコンドリア機能
ミトコンドリアとは細胞の発電所のような役割を持ち、ここでエネルギー生産をします。
遺伝的にミトコンドリアの質や量が多い人は、持久力が高く、疲れにくい傾向があります。
後天的にミトコンドリアを増やすには、有酸素運動や筋力トレーニングが有効です。
2 、筋肉のタイプ(速筋、遅筋)
筋肉には、瞬発力型の速筋と持久力型の遅筋があり、その割合は遺伝の影響が多いとされています。
運動選手で言うと、マラソン選手とスプリンターの筋肉のタイプの差が分かりやすいと思います。
マラソン選手のように遅筋が多い人は酸素を使って長時間動けるため、疲れにくくスタミナがある傾向があります。
後天的に割合を変えるのは難しいのですが、トレーニングで遅筋を強化する事は可能です。
3 、自律神経の反応
自律神経(交感神経と副交感神経)の切り替えのしやすさも個人差があると言われています。
遺伝的なものが言われますが、成長期の環境も関係していると思います。
自律神経の場合は強くすると言うよりも安定させると考える方がいいですね。
安定させるには規則正しい生活、睡眠時間を確保する。3食しっかり栄養のあるものを食べる。適度に運動する。
自律神経が乱れやすいと自覚のある方は、頑張りすぎずに疲れてから休むのではなく、疲れる前に休む習慣をつけましょう。

タフさを手に入れるには

1 、思考パターンを変える
失敗=価値が下がるではなくて、失敗=経験値が上がると捉えたり、考え方をプラス思考にする。
自分軸を持っていると強いと言われますよね。
他人の評価ではなく、自分が納得できるかどうかを判断基準にするということです。
2 、行動力を育てる
小さな事でも続ける、継続する習慣が大切だと言われます。
朝の散歩や軽い筋肉トレーニングでも毎日コツコツと続けると、自分との約束を破らない自分との信頼性が生まれてきます。
無理なく続けられる習慣を見つけられるといいですね。

3 、フィジカルを整える
どうしても最後はここに落ち着いてしまうのですが、睡眠、食事、運動を整えると言う事ですね。
睡眠時間は個人差がありますので、なるべく同じ時間に寝て同じ時間に起きることを意識してください。
食事は体力を考えるのであれば、タンパク質、ビタミンB群、鉄分を意識されるといいです。
今年も7月8月と猛暑が予想されていますので、熱中症等に気をつけながらタフさを身に付けるきっかけになれれば幸いです。
院長 早川 卓