健康

脳に対してNG行動

脳への栄養

こんにちは石神井整体院の早川です。

明けましておめでとうございます。
本年も石神井整体院をよろしくお願いいたします

皆さま本年の抱負はもう立てたでしょうか。

私は昨年まで自宅で筋トレをしていたのですが、今年こそはスポーツジムに行き筋トレをしたいと思っています。

さて前回では脳を若く保つ方法をお伝えしましたが今月は逆の脳に対してのNG行動をお伝えさせていただきます。

脳が老けるNG行動とは

脳を若く保つ為には運動や食事、脳に対して新しい刺激が大切と書きましたが、NG行動はその逆になるわけです。

それではNG行動をご説明致します。

運動不足

水分補給

脳だけでは無く健康を考える上でこの話題は外せません。

オーストラリアの研究機関が先進国20ヶ国の成人を対象に座位時間を調査した結果、日本が7時間で1位だったそうです。

平均が7時間なので長い人で11時間の方もいます。

この数字を見てどうでしょうか。

リモートワークの場合は通勤もないので11時間座っている事はそんなに珍しくないかなと思いました。

座り過ぎは偏食、過度な飲酒、喫煙と同等に健康リスクを上げる事が分かっています。

リモートワークが多い方は自主的に運動の時間を設けた方が良いようですね。

睡眠不足

睡眠時間が日常的に短いと認知機能が低下する事が分かっています。

徹夜をした次の日に頭がボーとするのは疲労と一時的な睡眠不足が原因ですが、それとは別に普段から睡眠時間の不足が続き睡眠負債となって身体に蓄積されるイメージです。

2021年にイギリスで発表された研究ですと、平均睡眠時間が6時間以下の人は7時間睡眠の人達よりも約30年後に認知症と診断される割合が30パーセント程高いことが判明しました。

アルツハイマー型認知症は脳にアミロイドβが溜まるのが原因と考えられています。

睡眠時にはアミロイドβを脳から洗い流す役割があるようです。

アミロイドβは20年位かけて蓄積するそうなのでこの発表は頷いてしまいます。

ただ3割なので睡眠不足だけが原因ではないですね。

糖尿病や循環器系に問題があるとリスクも上がりますのでやはりトータルで睡眠は考えるべきです。

※寝過ぎも健康リスクを上げる

成人で日常的に睡眠時間が9時間以上の方は糖尿病になるリスクが上がります。(6時間以下の人も上がります)

心疾患など様々なリスクが上がると言われますが、これは座り過ぎが良くないと同じで、血流が著しく落ちるからです。

睡眠時間は年齢や仕事内容、遺伝的体質、寝室の環境など人それぞれ違うとされます。

ただ極端に何かに無理して睡眠時間を削ったり、毎朝ダラダラお布団で過ごしてはいけないというですね。

テレビの見過ぎ

昔からテレビは脳が受動的になるから良くないとされてきました。

最近ではそこにスマートフォンも追加されたようです。

では脳が受動的になるとはどういったことでしょうか。

テレビを見ているとき脳は見るをつかさどる後頭葉と、聞くをつかさどる側頭葉は活発になります。

しかし考えるをつかさどる前頭葉は活発には働きません。

ただテレビの情報を受けとっているだけで、考えるという事をしないので受動的になると言われます。

最近ではTikTokやYouTubeなども動画によってはそれにあたると思います。

猫の動画など見ているとあっという間に時間が過ぎていますよね。

疲れて何も考えたくない時は心の癒しになりますが、日常的に長時間の視聴は脳にとっては良くないのですね。

ではどうすればいいのか。

よくクイズ番組を見て自分も考えたり、ドラマを見ながら先を予想しながら見るといいとされています。

クイズ番組もドラマもほぼ見ない私は、なるべくテレビの視聴時間を減らそうと思います。

院長 早川 卓