健康

心地良い体臭の作り方

こんにちは石神井整体院の早川です。

梅雨空が続いてジメジメする日が増えましたね。

蒸し暑くて湿度が高いこともあり、じとっとした嫌な汗をかきます。

これからの時期は汗や体臭が気になる季節ですね。

今の季節は冬の間に弱った汗腺に、皮脂が残っていたり、ミネラルの再吸収が悪くベタベタしてにおいやすい汗が出るんです。

なので冬でも運動をしたり湯船に浸かったりしてしっかりと汗をかいて汗腺を詰まらせないようにするのは大切なんです。

日頃から汗をかく以外にも体臭を予防する食習慣がございます。

そこで今回のテーマはこれです。

心地い体臭を作る食習慣とは

まず体臭とは汗に含まれるにおい物質と、脇や足裏などに多く潜む細菌が合わさってくさいにおいが発生します。
汗単体ではさほどにおいません。

細菌を抑制するには制汗剤の使用がおすすめされています。
脇などは効果が持続するスティックタイプもあります。

これでいやなにおいをかなり抑える事ができます。

ではタイトルにもある心地いにおいとはなんでしょう。

オーストラリアのマッコーリー大学が面白い研究をしていました。

その研究内容は食生活と体臭についてです。

被験者は50人弱の男性と少ないのですが面白いのでご紹介します。

まず男性に運動をしてもらいます。

その汗を吸ったシャツを女性に嗅いでもらい、どう感じるかをジャッチするものです。

参加した女性も凄いなーと思います。

結果はフルーツや野菜を多く食べてる人のにおいを魅力的に感じたそうです。
プラス、卵、豆腐、チーズ、オリーブオイルなどもOKだそうです。

そして赤身肉を多く食べている人は不快でもどちらでも無い、もしくは少し不快と感じたそうです。

意外なのがパンやパスタなど精製された炭水化物を多く食べていた人が1番不快なにおいだったそうです。

フルーツや野菜はイメージ通りですがパンやパスタは意外ですよね。

オーストラリアのパンやパスタってどんな感じなんでしょうか。

もしかしたらピザやハンバーガーも含まれているのかも知れません。

フルーツや野菜にはβカロティンなど抗酸化成分と食物繊維による腸内環境への良い影響があると思います。

結論
男性は普段からフルーツや野菜を意識して摂取してください。

注)糖質制限を勧めている訳ではありません。糖質制限をすると逆にケトン臭というにおいが出ます。

続いて女性編

ラクトンc10ラクトンc11という香り成分をご存知でしょうか。
これは女性特有の香り成分ですが30歳を過ぎた辺りから減ってきます。

このラクトンの香りは若々しさや清潔感、女性を魅力的に感じさせるそうです。

30歳を過ぎたらラクトンc10c11を意識すると魅力を継続することができます。

ラクトンc10c11が多く含まれている食品は

桃、杏、生クリームやバターなどの乳製品、ココナッツ、ココナッツミルクです。

桃やココナッツと言われると甘くて良い香りですよね。

しかし毎日桃や杏を食べるのは難しですかね。

桃ジャムや杏ジャム、杏のドライフルーツ、ココナッツミルクなら嗜好品として楽しめますね。

実はボディーソープや香水、桃の香りのサプリメントもあるそうです。

ボディーソープは手軽で洗っている時もいい香りを楽しめていいですよね。
気になった方はご自身でも調べてみてください。

これから真夏になるとエアコンの効いた部屋で過ごすことが増えます。

するとまた汗をかかなくなり汗腺が弱まってしまいますので、室内で適度な運動をしたり、シャワーで済まさずに湯船に浸かって汗をかく習慣を取り入れてください。

院長 早川 卓